濡れた本を冷凍庫で乾かしてみたけど上手くいかなかったことってないかな?
この記事では、濡れた本をジップロックに入れて、冷凍庫で乾燥させる方法を紹介するね。
前にトライしてダメだった人も、今回のコツを掴めば成功するかも!
濡れた本のページが波打つのってどうして?
濡れた本のページが波打つのってなんでか知ってる?
それはね、紙の性質が関係しているんだよ。
紙って水を吸収すると膨らむんだけど、乾くときには縮んでしまうの。だから、そのままにしておくと膨らんだ状態で固まって、ページが波打ってしまうの。
でもね、ちゃんとした方法で乾燥させれば、乾いたときにページが波打たないようにできるんだ。
成功の秘訣、これから教えるね!
濡れた本を冷凍庫に入れても元に戻らない理由って?
濡れた本をそのまま冷凍庫に入れても元に戻らないのにはいくつか理由があるんだよ。
ここでは順番に説明していくね!
水をしっかり取り除かなかったこと
すごく濡れちゃってる本をそのまま冷凍庫に入れると、解凍したときに残ってる水分が本をダメにすることがあるんだ。
冷凍する前には、タオルでできるだけ多くの水分を吸い取るのがポイント。ページを無理に開かずに、表面だけをそっと拭くようにしようね。
ページをこするのはNGだよ。
水分を取るときにページをめくっちゃった
水分を取るのが大事だけど、ついページをめくってしまうと、ページが破れることがあるから注意。
無理にめくらずに、冷凍して自然にページが離れるのを待とうね。
冷凍がちゃんとできてなかった
実はね、本をちゃんと冷凍するには24時間くらいかかるの。
でも、それまで待たずに取り出しちゃうと、失敗の原因になるんだ。
本の圧縮が足りなかったこと
普通、図書館には本を直すための特別な機械があるけど、家にはそういうのがないよね。
家で本を押し固めるときは、2枚の平板で本を挟むのが一般的な方法だよ。
そして、その上に5〜6キロの重りになる物を置いて、本に均一に力がかかるようにするの。
この圧縮と乾燥にはだいたい5日くらいかかるけど、本の厚さによっては時間が前後することもあるんだ。
板がゆがんでいたり、力が均等じゃないと、圧縮がうまくいかないこともあるよ。
完全に乾かないうちに触っちゃった
前述のとおり、本が完全に乾くのには約5日かかるの。
でも、待ちきれずに本を開いたり触ったりしてしまうと、直すのが失敗に終わることがあるんだ。
完全に乾くまで我慢して、本に触らないことがすごく大事。
この我慢が、本をきれいに戻すための重要なポイントなの。
ジップロックで本を乾燥させる冷凍テクニック!
冷凍での乾燥効果を利用
冷凍庫を使う主な理由は、濡れた本から水分をすっぐに除去するためだよ。実は冷凍庫って、めちゃくちゃ乾燥してるんだよね。
食べ物を長く冷凍しておくと、その乾燥効果でカリカリになることもあるけど、この特性を使って本から水分を早く取り除けるの。
冷凍前に水分はしっかり取るべし!
冷凍する前には、タオルやキッチンペーパーで本から余分な水分をしっかりと取るのが、成功の秘訣だよ。びしょびしょのまま冷凍しちゃうと、復元が失敗することもあるから注意!
水分を取るときは、本を傷めないように優しく拭くのがポイント。そうすることで、冷凍での乾燥効果がもっと高まるんだ。
ゴシゴシ擦っちゃうとページが曲がったり、破れちゃったりするから気を付けてね。
本を開かずにそのまま冷凍へ
そしてね、本を無理に開かずにそのまま冷凍するのも大事。
水分を除去する時にページをこすったり、無理に開いたりするとページがダメージ受けることがあるから、表面の水分を軽く拭き取った後、本は閉じたままで冷凍庫に入れるんだよ。
乾燥が進むと自然にページがまっすぐになるから、後で安全にページをめくることができるよ。濡れてる状態でページを開くのは、ページが傷むかもしれないからおすすめしないよ。
しっかり冷凍するには約24時間かかるよ
本を冷凍するときは、その厚さによって違うけど、大体24時間は冷凍庫に入れておくのがおすすめだよ。
この時間を守ることで、本がちゃんと乾いて、復活させるチャンスがグンと上がるんだ。
ジップロックでの立て保管方法
本をしまうときは、ジップロックみたいな袋を使って、ちょっと口を開けて立てておくのがいいみたい。
ジップロックがおすすめなのは、しっかり密封できて、中の本が外の空気から守れるからなんだって。
袋を立てておくことで、中の湿度が均等に保たれて、水分がサッと蒸発するのを助けてくれるよ。
ジップロックがおすすめなわけ
普通のビニール袋と比べると、ジップロックを使うメリットってたくさんあるんだ。
ジップロックは、冷凍庫の中の他のものの匂いがつくのを防いだり、紙が袋にくっつかないようにする効果があるから、本をしまうときにピッタリなんだ。
普通のビニール袋じゃ、これらの保護が足りないから、本を保管するときはジップロックがベストな選択だよ。
ジップロックの口を少し開けておくのがコツ
本を冷凍するときの大事な目的は、やっぱり乾燥させること。
だから、ジップロックの口は少し開けておくことが大切。そうすることで、本の中の湿気が外に逃げて、本がムレることなくちゃんと修復できるんだ。
板で固定して重りで押し固める
冷凍から出した本は、ふたつの厚めの平らな板で挟んで、そこにちょうどいい重さの重りを乗せて圧縮するんだよ。
ハードカバーの本なら約5キロ、文庫本なら約3キロの重りが最適。重りは本に均一に力がかかるように置こうね。
自然に乾かすには最低5日間くらいかかるよ
板で挟んだ本に重りを置いた状態で、最低でも5日間はそのまま自然乾燥させるの。この期間は本を動かさず、ゆっくり時間をかけて乾かすんだ。
このやり方で、本が少しずつ乾いて元通りになるよ。
もっとあるよ!本の直し方2選
ここからは冷凍庫で本を凍らせる以外の方法を2つ紹介するね!
アルコールスプレーとアイロンを使った方法
本をきれいにする方法のひとつに、アルコールスプレーを使うやり方があるんだ。75%以上の濃度のアルコールを使って、特に濡れてしわがよったところにシュッとスプレーするの。
それから、アイロンを高温設定でかけてしっかり乾かして、しわを伸ばすの。その後、暖かいうちに本を2枚の板で挟んで、5キロ以上の重り(例えば漬物石やダンベルとか)をのせて圧力をかけるんだ。
クランプがある場合は、それを使ってしっかり固定するのがベスト。最低でも5日間、本の厚みによっては1週間、そのまま放っておいて自然乾燥させるの。
この方法は、古書店や図書館でもよく使われてて、専用のクランプ機械があれば24時間で済ませられるけど、家では板で代用することが多いんだ。
アイロンとドライヤーでササっと乾かす
もう一つの方法はね、アイロンやドライヤーを使って本を乾燥させること。冷凍技術が普及する前は、この方法がすごくポピュラーだったんだよ。
ドライヤーの温風だけで乾かす方法もあるけど、どちらも完璧な仕上がりにはならないかも。
でもね、見た目が完璧でなくてもいい場合には、すごく便利な方法なんだ。
飲み物のシミ対策
コーヒーや紅茶のシミには、塩素系の漂白剤が役立つよ。本に色が付いた飲み物をこぼしちゃったら、冷凍するよりも漂白剤のほうが効果的。
まず、漂白剤を薄めて、それをキッチンペーパーに染み込ませて、シミがついたところを軽く叩きながら汚れを取るの。
キッチンペーパーが汚れたら、新しいところを使って、じっくりとシミを取っていくんだ。
でもね、この方法だと汚れが完全には落ちなかったり、ノートだと印刷された線が消えちゃうこともあるから、ちょっと注意が必要だよ。
まとめ:濡れた本を元通りにする方法
この記事では濡れた本を元通りにする方法として、冷凍させるやり方を紹介したよ。
本をジップロックに入れて冷凍庫で保管するんだけど、袋の口は閉じずに少し開けておくこと。これで、内部の水分を飛ばして乾燥させるの。
紙って乾くと縮む性質があるから、その特性を活かして、乾く前にしっかり水分を飛ばしてしわを防ぐの。でも、自然乾燥だけじゃ紙がきれいに乾かないことがあるから、冷凍で乾燥させて完全に元通りにするんだ。
その後は、本を板で挟んで、重りを置いて均等に圧力をかけながら自然乾燥させると、シワなしである程度きれいに復活できるよ。
それではまたね!