水彩絵の具での金色の作り方：絵の具だけで近づけるコツを紹介！

金色って、見ただけでちょっと特別な気分になるよね。
子どものころ、折り紙の金色を取り合ったり、大事にとっておいたりした思い出がある人も多いんじゃないかな。私もそのタイプだったんだ。

でも、水彩絵の具のセットを見てみると、金色が入ってないことってけっこうあるんだよね。
入ってても、思ったよりくすんでたり、あのキラキラした感じとはちょっと違ったり。

そこで今回は、「水彩絵の具だけで金色に近づけるにはどうしたらいいの？」っていうテーマで、混色のアイデアやちょっとした裏ワザをまとめてみたよ。
光の加減や影の工夫でもっとリアルに見せられる方法もあるから、自分なりの金色を見つけたい人は参考にしてみてね！

そもそも金色ってどういう色？

まず大事なのが、金色って単に「黄色」じゃないってこと。
金属っぽいツヤとか、光を反射してちょっとだけ色が変わる感じとか、そういう特徴が合わさって“金色っぽさ”が出てくるんだよね。

だから、絵の具の色だけで完全に再現するのはちょっと難しいんだ。
でも、色の組み合わせや塗り方にちょっと工夫を入れるだけで、「あ、これ金色っぽいかも」って思える表現はぜんぜんできるよ。

水彩絵の具だけで金色に近づけるなら、まずはこの3つの方法から試してみるといいかも。

自然な色合いを目指すなら、黄土色をベースにするのがいちばん安定するよ。
黄土色2：黄色1：白1くらいの割合で混ぜると、明るさと深みのバランスがとれた金色っぽい色になる。
優しい雰囲気にしたいときに向いてると思う。

黄土色がないときは、茶色と黄色を混ぜて代わりに使っても似たような色になるよ。

もっと手軽に作ってみたいなら、黄色と茶色だけでもそれっぽくなるよ。
黄色を多めにすると明るいゴールドっぽく、茶色を多めにすると落ち着いたアンティークっぽい雰囲気になるの。
白をほんの少しだけ混ぜると、光の当たってるような明るさが出て、全体がやわらかく見えるようになるんだ。

銀色の絵の具が手元にあるなら、それと黄色を混ぜる方法もおすすめ。
黄色2：銀色1くらいで混ぜると、ちょっとメタリックな感じが出て金属っぽくなるよ。
そこに少しオレンジや赤みのある黄色を加えると、深みが出てさらに金色っぽくなるから試してみてね。

金色って、明るくて目立つタイプと、落ち着いたトーンで重みがあるタイプがあるんだよね。
使う場面や作品の雰囲気に合わせて、どっちの金色を作るか考えると、全体の仕上がりも変わってくるよ。

黄色をメインにして、オレンジをちょっと足すと明るい金色になるよ。
おすすめの配合は、黄色4：オレンジ2：白1くらい。
白を少しだけ混ぜると明るくなるけど、入れすぎるとぼやけちゃうから調整しながら混ぜてみて。

私はこの色、日差しが当たってるシーンとか、明るい雰囲気にしたいときによく使ってる。

落ち着いた雰囲気を出したいなら、黄土色に茶色とグレーを足してみるのがいい感じ。
黄土色2：茶色1：グレー1で混ぜると、少しくすんだ感じの金色になるんだ。
アンティークっぽいものとか、重厚感のある雰囲気を出したいときにぴったり。

私はこの色で古いアクセサリーっぽいモチーフを描くのがけっこう好き。

水彩絵の具だけで金色のツヤや光の反射を出すのは難しいけど、ラメを使えば簡単にキラッとした感じをプラスできるよ。

おすすめなのは、ネイル用のラメパウダーや、アイシャドウのラメ。
細かい粒のものなら水彩ともなじみやすいし、乾いたあとにちょんちょんってのせるだけでもけっこう違って見える。

私は100円ショップで売ってる偏光ラメを試してみたことがあって、指で軽くのせたら思ったより自然に仕上がったんだ。
ツヤがほしいときはこういうアイテムをうまく使ってみるのもありだと思う！

リアルな金属っぽさを出したいなら、色の濃淡とか、影とハイライトのつけ方を意識してみるといいよ。

たとえば、光が当たってる部分は白に近い黄色、影になるところはグレーやちょっと青っぽい色を入れると、グッと立体感が出てくる。
反射してるように見せたいときは、思い切ってコントラストを強くしてみると効果的。

最初はちょっと難しく感じるかもしれないけど、何度か試してるうちに自分なりのバランスが見つかってくると思うよ！